興法利生(こうぼうりしょう)

 昭和21年、宝山寺社会事業部「宝山寺愛染寮」が滝寺に創設された趣意は、真言律宗の大本山であり、その宗祖である興正菩薩叡尊(こうしょうぼさつえいそん)の流れを汲む宝山寺関係者の宗教者としての実践に他なりません。興正菩薩の思想、理念は、「志存興法、念在利生」という言葉に簡潔に表されています。”私の志(行動したり、事業をなしたり、進んでいこうとする決意)は、法(仏法、正しい教え、正しい生活規範、正しい価値観に基づいた生活、戒律など)を興すこと(世の中に広めること)である。私の念(いつも抱いているおもい、離れない思い)は、生(衆生、迷い苦しんでいる人々)を利(利益を与えること、助けること)することである。”
 こうした宗祖立宗の精神は、「興法利生」という言葉で表され、これが当法人が創設以来かかげてきた基本理念となっています。

あなたらしさを いつまでも

一人ひとりが刻んで歩んできた人生
誰にも代えがたい あなたらしさが
いつまでも輝くように
私たちはお手伝いします

「生きる力、喜ぶ力、耐える力」の『三つの力』を育てることが私たちの使命である。

生きる力

強くしなやかな意志と身体を育み、健やかにかつ積極的に生き続ける力を育てる。

喜ぶ力

人の感情や自然美に感応し、共感することは感謝の気持ちを育て、素直に心を表現できるようにつなげる。

耐える力

人は本能のまま自由奔放に生きることはできず、理性によりちょっと我慢する力・自律心を養い耐性を育てる。

法人について


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